房中術の和志は最高の教科書です
エッチで最も大切なのは、男性が快楽に身を任せるためのものではなく男女の心身の調和を目指すためのものだという考えがあります。
中国で発症した人間の期の流れをコントロールするという房中術にはこう書いてあります。
無理やり相手を従わせるのを戒め、男女は互いに心から打ち解けて、和やかにいつくしみあい、求め合わなければいけない。
つまり男性が性欲を満たすために、無理やり女性を組み敷くのではなく、男女がお互いにリラックスして、愛撫しあい、求め合うことが大切だということです。
房中術ではこれを和志と呼んでいて、最も大切なことの一つだとしています。
和志はお互いの体に触れあうことで、お互いの心に触れあうことだということです。
この和志を忘れたエッチでは女性は感じる力を呼び起こすことができません。
男性はある程度経験を積んだら、自分の性欲を満たすのは二の次にして、たっぷりと時間をかけて女性を愛撫して、女性が快感にあえぎ、最高のオーガズムに乱れる菅戸を見ることこそセックスの喜びだと感じると質の高いセックスライフを楽しむことができます。
女性の心理も自分を気持ちよくしてくれる相手の要求に対しては、なんでもかなえてあげたいと考えるものです。
なので、女性に快楽を与える説くことは、まわりまわって男性にとっても快楽が返ってくるのです。